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日別アーカイブ: 2022年2月25日

デュアロジックユニット

こんにちは。

本日は初めてに近いですが、かなりな長文です。

ご興味がある方だけお読みください。

 

先日、時々、走行中ギア抜けが起こるとのことで、ご入庫いただきました。

提携工場でテスターにて確認しましたところ、エラーなどはないようです。

しかし、デュアロジックユニット内部のソレノイドバルブ部分の動きが少し良くないようでした。

このモデルの500はミッションにシーケンシャルシフトを採用しております。

シーケンシャルシフトとは、簡単にお話すれば、クラッチペダルのないマニュアル車です。

マニュアル車ということは、クラッチも存在します。

でも、フィアット500 はオートマのように運転でき、もちろんオートマ限定免許でも運転できます。

では、どのようにクラッチを切ったり、ギアを変えているのか。

それを担っているのが「デュアロジックユニット」なんです。

すでに乗られている方、探されている方はご存じかと思いますが、ディーラにて、ユニットASSY交換しますと、なかなかなお値段になるパーツでございます。

何か格安で交換または、修理ができないか?

そう考えられると思います。

実際ネットで調べてみますと、オーバーホールの記事がよく出てくると思います。

いろいろな会社がございますので、一概に何とも言えませんが、当社がお付き合いさせていただいた業者様は、基本オーバーホール十数万円、交換が必要なパーツがありますと追加になります。

という、内容でした。

それも、大体同じパーツがダメになっていることが多かったのです。

それが「ソレノイドバルブ」。

油圧でギアを変えたりするパーツです。

このパーツが2~3個交換が必要なケースがございました。

このパーツはお値段が1個55000円から77000円くらいです。

そうしますと合計金額で、20万円前半から30万円いかないくらいの支払いになります。

また、ほかの部分が悪くなった場合はまた費用が掛かります。

では、中古部品はどうか、部品代によりますが、10万円くらいで交換可能かと思います。

こちらは問題なく動いてくれれば問題はないのですが、また同じ状況になる可能性があります。

それではあまりお勧めはできなません。

何かないかなぁと思っておりましたら、OEMのデュアロジックユニットを見つけました。

OEMとは、社外純正品。

簡単にご説明しますと、箱が違うだけで、中身は同じものになります。

オーバーホールをして、パーツ交換した場合と大きくは金額は変わりませんが、

新品デュアロジックユニットASSY交換で、およそ税込みで28万円ほどの修理代になります。

お高く感じられるかもしれませんが、ユニットごとASSY交換ですので、デュアロジックに関しては、当分安心しておのりいただけることを考えますと、おすすめです。

もちろん今回のお客様はこちらのお選びいただき、先ほど、納車させていただきました。

デュアロジックの不調でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

よろしくお願いいたします。